営業という仕事は、うまくいかない時こそつらい。
嫌なことが続くと、成果が出ない。
成果が出ないと、自信を失う。
そして、心が折れる。
逆に、調子がいいときは何をやってもうまくいく。
この感情と成果の連動性こそが、営業の厄介なところだ。
「一生この現場で戦い続けられるか?」とふと思う
- テレアポで毎日断られ
- 訪問で門前払いされ
- 契約目前で失注する
そのたびに、「これ、いつまでやるんだろう」と思うこともある。
でも、辞める人が多い中で、残っている人には共通点がある。
「感情を自分で整える習慣」があることだ。
習慣①:最高の瞬間をメモしておく
- 契約をもらった瞬間
- 「ありがとう」と言ってもらえた瞬間
- クライアントの表情がパッと明るくなった瞬間
これらをメモに残しておく。
そして、落ち込んだときに読み返す。
感情は過去の記憶に引っ張られる。
だからこそ、“自分が一番報われた瞬間”を可視化しておくことが、
自信を失わないための防波堤になる。
習慣②:売れている人と話す
感情は、伝染する。
売れている人は、表情も声も姿勢も明るい。
「また頑張ろう」と思わせてくれる空気を持っている。
営業はトークスキルの前に、**“エネルギーの商売”**だ。
自分が沈んでいれば、相手も重くなる。
だからこそ、自分の感情を整えることが、
結果の安定につながっていく。
最後に:営業を辞めずに続けるために
現場で結果を出し続けるために必要なのは、
才能でもトークでもない。
自分の感情をコントロールする“仕組み”を持っているかどうかだ。
心が折れそうになったら、
「最高の瞬間」を思い出す。
売れている人に会いにいく。
それが、現場で生き残るための“感情の武装”になる。
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