営業という仕事は、想像以上に過酷だ。
断られ続ける日々。
結果が出なければ、存在価値すら疑われる。
自信を失えば、声は小さくなり、トークも弱くなる。
当然、契約は取れない。
そして、売れない日が続くと、ますます自信をなくす。
「おれって営業に向いてないのかも」
そんなループに飲み込まれていく。
この負のループから抜け出すには、「行動」が必要だ。
でも、自信を失った状態では、その行動すら起こせない。
それが営業という“感情労働”の厄介なところだ。
モチベーションは、行動のあとに生まれる
まず、やる。
モチベーションが上がったから行動するんじゃない。
行動し、少しでも結果が出たときにモチベーションが生まれる。
これはただの精神論ではない。
心理学でも証明されている“行動が感情を引っ張る”という構造。
脳は「行動→感情」の順に動いている。
自信がないなら、まずスクワット10回
僕が営業で心が折れかけたときにやっていたのは、
スクワット10回、もしくは腕立て伏せ20回だった。
声を出す気力がなくても、体だけ動かす。
すると、ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌され、
ほんの少しだけ「やるか…」という気持ちが湧いてくる。
やる気は後からついてくるもの
「やる気が出たらやる」は幻想だ。
やるから、やる気が出る。
やる気が湧くのを待っても、来ない。
でも、スクワット10回すれば、確実に何かが変わる。
不安も、自信喪失も、体を動かすことで“リセット”される。
まず、スクワット10回。
声を出す前に、体を動かす。
営業という戦場で、自分を守るための“行動のスイッチ”だ。
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