テレアポはしんどい。
拒絶されるし、迷惑がられるし、心が折れそうになる。
でもそれでも、続ける価値がある。なぜなら──
「必要ない」と言っている人からは、そもそもご契約はいただけないし、役に立つこともできないからだ。
本当に大切なのは、ニーズを喚起すること。
成功のカギは「過去の事例」
話すべきは、自分のすごさではない。
語るべきは「過去の誰か」だ。
「あなたのような方がいて、当初はこういうお悩みを持っていた。
でも私たちと出会い、こう変わった。
今ではこんなふうに喜ばれている。」
そのストーリーが、聞き手の中で自分ごととしてイメージできるかどうか。
これこそが、テレアポの成否を分ける。
でも、押しつけてはいけない。
「あなたにとって合うかはわからない。
だから、直接会ってお話を伺っているんです。
合わなければ、もちろん断ってください。」
「でも、おそらく喜んでいただけると思っています。」
この謙虚で、でも信念のある言葉こそが、相手の心を動かす。
話すのではなく、“話してもらう”
人は、自分のことを話したい。
自分の悩みを誰かに聞いてほしい。
そして──自分で言ったことには従いやすい。
だからこそ、我々営業は問いかけ、導き、気づきを与えることが求められる。
合気道のような営業へ
押しても、跳ね返されるだけ。
でも、相手の力を利用して自然に流れを作れば、無理なく契約は決まっていく。
それはまさに合気道のような営業。
自分の力で押し込むのではない。
相手のエネルギーを、正しい方向へ導くこと。
最後に
あなたの使命は、「売ること」ではない。
「喜んでもらうこと」だ。
そのために、一度会って話を聞いてもらう価値がある──。
その確信をもって、今日も電話をかけよう。
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